日本の山野草

知友

2023年04月03日 10:25


長生蘭 別名:セッコク 
東南アジアには大型デンドロビウムがあり、その属の小型種
日本での自生は岩手県宮古市が北限
江戸時代から珍重されており、国立国会図書館にも長生草として登録されている



イカリソウ(碇草) とても小さな花
花の形が船のイカリに似ていることから付けられた名前
花びらや萼片の一部が空中に突き出して、細長い袋状になった部分で距と呼ぶ
長野県豊田村(現在は中野市)で採取してきた子 
その場所は高速道路の橋桁となってしまい、今は全滅し見ることができない


園芸種でイカリを思わせる突起(距)がない
距が無くなり梅の花に似てきたため 梅花イカリソウと呼ぶ


小さいのでので普通は鉢植えとするが拙宅では
庭植えにしてあるので、雑草に負けないように手入れが大変


同じく赤色種


ズームアップして撮ったので大きく見えるが、1センチ程度しかない


黄花カタクリ(北アメリカ原産)


可愛い子達をまとめて"春のはかないもの"(スプリングエフェメラル)と呼ぶことがある


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